華道の道は「位」なり。

花型はどの流でも不等辺三角形。
したがって、中心になる役枝というのは三本を以て構成されている。
その三本を、流派によって「天、地、人」とか「真、副、体」とか「主、添、根〆」と言う。
せんじてつめると、どの流派にしろ、三角形の変化で「美」を現す方法に過ぎない。

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引き続き同様の著者の一節を引用。
僕は華道には詳しくありませんが非常に興味深い文章でした。

この解釈は「主」というものは中心に一番高く挿す枝のこと。
「主は毅然たる枝を選び」などと教えていることもあるようで、「主」はぐにゃぐにゃしたりへなへなしたものでは駄目。
ビシッとした枝でドッシリとしていなければならない。

そして第二の「添は主を補佐し、つかず離れずの形にいける」というようです。
枝も主よりも一歩譲った低さに挿す。
第三の「根〆は大輪の花を選び」などと教えます。

主は一家の主。
添えは主をしのいで高くなったり、太いものになったりするといけ花にならない。
主は主らしく、添えは添えらしく、根〆は根〆らしくあるところに、はじめていけ花の「美」が生まれる。
主が主らしくなかったり、添えや根〆がそれらしくなかったりすると形が乱れて醜いものになってしまう。

事業でも組織でも同じことが言えるということなのでしょうか。

株式会社OCEAN’S
葛城 嘉紀