「善い会社」

2,3月のキックボクシングの追い込みも終わり、少しゆっくりとした時間を過ごしています。
ゆとりの時間で仕事、仕事、仕事と目の前のことだけに邁進するだけでなく、半歩先のことも考えるようにしています。
仕事もスポーツや趣味もメリハリが大事で、結果的に経営という重度の精神労働を安定させてくれるのだと考えています。

減量が明けてお客さまとの会食が毎日のように続いている中、1つ嬉しいことがありました。
お取引先の社長さんが弊社の経営理念である「経営の五業」を紙に印刷し、持ち歩いてくださっていました。
何百年も続き、何百億もの売上を上げている会社の経営トップが弊社の理念を鞄に入れて持ち歩いてくださっていることに非常に驚きながらも、そして大変嬉しく思ったわけです。
僕らは小さなベンチャー企業ですが、1つの会社として大切に接してくださっていること。

それに対して僕らは絶対に答えないといけないことを再確認しました。

そしてその会社の社員さんに教えていただいた記事が印象的だったのでお知らせします。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150218/277694/?ST=smart

僕はこの記事を見つけたときに「あぁ、今のままでいいんだ」と安心と平穏を手に入れた気がしました。

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【以下引用】
2012年に東京で開かれた国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会。そこで私は、発展途上国を中心とする各国の財務大臣や中央銀行総裁を連れて東京見物に出掛ける機会に恵まれた。私は鉄道好きなので、自動車から見る風景だけではつまらないだろうと、大臣ら8人ほどを連れて、山の手線に乗って有楽町に行き、地下鉄丸の内線のホームも案内した。すると、その中の一人がこう言った。

「アジアで勢いがあるのは中国だと聞いていたので、東京ではなく北京にばかり行っていた。この機会に初めて日本を訪問し、心底、驚いている。景気が悪いと聞いていたのでさぞ暗い国かと思いきや、現実は全く違う。空気はきれいだしゴミも落ちていない。交通の秩序もあり、電車に乗る人はきちんと降りる人が出てくるのを待っている。こんなにいい国は見たことがない」

日本の国としてのクオリティーは、グローバルの視点から見ても非常に高い水準にある。何も、欧米諸国の考え方をそのまま受け入れる必要などない。日本は日本独自の発想で、経済を動かしていけばいいのだ。

そのためにも、社会の最も重要な経済ユニットである会社を、正しく評価できる指標を作るべきだろう。ROC(return on company)とでも言おうか。株主資本主義で重視されているのはROEだが、株主の視点だけでは不十分だ。従業員への貢献度を見るなら、給料や福利厚生、教育なども考慮すべきだろう。顧客なら製品やサービスの安全性、取引先なら取引価格といった具合に、すべての社中に対して貢献できているかどうかを表せる指標が要る。
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グローバル企業に対して競争力を持つことは必要だけど、何もシリコンバレーの真似などをする必要はない。
日本には日本の戦い方があり、日本の定義での「善い会社」というものがあるはず。

会社は誰のためのもの?
それは、そこで働く社員でしょう。

株主や提供サービスも勿論大事だけど、提供してる人の存在や価値が非常に重要だと思います。
そして社員がクライアントに、パートナー会社に、一般消費者に想いを伝えていき、文化を創造していくわけなので。
OCEAN’Sはそういう会社であり続けたい。

株式会社OCEAN’S
葛城 嘉紀