Nadia編集部 編集長
林 千尋CHIHIRO HAYASHI

Careers Interview 02

料理を「創る人」と「作る人」。どちらもが幸せになるサービスを

Nadia編集部 編集長
林 千尋CHIHIRO HAYASHI

入社した理由
メディアの新しいカタチを求めて

私は長く料理雑誌の編集者として出版社に勤めていました。働き始めたころは、まだまだ雑誌が力を持っていた時代。80万部が完売、ということも珍しくなく、編集者は「よりよい誌面を作って読者に届ける」というのが最大のミッションでした。
情報を取捨選択し、よりおもしろい表現で、もちろんきちんと伝わるものを。そんな誌面を作れることがよい編集者である、とただがむしゃらに働いた時代です。
しかし、時代の「雑誌離れ」への流れは止まることなく、そんな中でSNSやブログの運用も担当して私は、「Webでいかにしてユーザーに届けるか、つながるかを学びたい」「新しいメディアのカタチを知りたい」と業界を飛び出すことを決意しました。

なんとかWeb業界へもぐりこんだものの、用語は一切わからない、何が正しいかもわからない。そんな状況の中で、なぜか3か月後には某クライアントサイトのオウンドメディア運用責任者になっていました。
その後の半年は記憶がないくらい働いていたのですが、今思えば、このときの「わからないなりに考え、周りに聞き、巻き込みながら仕事をする」という経験が自分を飛躍させてくれました。

Webの仕組みが一通り分かり、クライアント仕事というものも飲み込めてきたとき、ムクムクと湧き上がってきたのが「やっぱり自社メディア、それも《料理》に関わることがしたい!」という気持ちでした。
そんなとき、かつて雑誌でも仕事をしたことのある料理研究家のヤミーさんがマネジメント契約をしているOCEAN’Sが編集者を探している、ということを知って、入社を決意しました。

Webはまだまだ新しい業界のため、「編集者」が何をするのかはっきりしていない、わかっていない状態です。そんな中で、これまで「編集者」がいなかった『Nadia』なら、ただ単に「コンテンツを編集する」だけに留まらない編集者の在り方、メディアの新しいカタチを切り拓いていける、そう思い、飛び込んでみることにしました。

私の仕事のこだわり
「それはだれが幸せになるのか」を常に自問する

現在の主な業務は、『Nadia』をブランディングし、成長させること、です。
それは例えば、『Nadia』に所属するArtistと呼ばれる料理家に「Nadia記事」を執筆してもらうことだったり、『Nadia』の世界観を多くのユーザーに知ってもらうために、Artistを起用して編集部主導の特集企画を実施することです。
ですが、それ以外にも、よりユーザーが『Nadia』を使ってくれるためにはどうすればいいのか、アプリだったらどうアプローチするのか、SNSなら? そのほかには? などなど、エンジニアチームとも連携し、コンテンツ制作に縛られない方法を常に模索し、試行錯誤もしています。
また一方で、営業側からの要望を聞き、どのような企画アプローチ、メディア上での展開、Artistのレシピであれば、クライアント課題を解決できるのかの相談にのることもあります。

そんな、ある種ボーダーレスに「なんでも首をつっこむ」状態ではありますが、仕事をする上で常に意識をしているのは、「それをすると、だれが幸せになるのか」を見失わないジャッジをすることです。
そして私は「編集者」にとって、その「だれか」は、<ユーザー/Artist>である、と考えています。

どんなに便利な機能でも、ユーザーが使ってくれなければ意味がありません。どんなにおいしい商品でも、Artistが「使いにくいな」と思うものでは、いいレシピは生まれません。
『Nadia』を支える、ユーザーやArtistの立場に立って、その人たちを幸せにする判断をしていきたいと考えています。

今後の挑戦
料理を「創る人」と「作る人」。どちらもが幸せになるサービスの開発

『Nadia』は、すてきな料理を「創って」サイトに公開してくれるArtist、そんな料理を実際に「作って」、食事の時間を楽しむユーザー。2種類の「創る人/作る人」に支えられています。

そんな両方の幸せを追求していくことで、唯一無二のサービスに到達できると信じています。

こんな人に来て欲しい!
「道草こそが人生だ」と思える人

Web業界は驚くほど速く、技術も情報も移り変わっていきます。それこそ「専門分野」が次々に生まれては消える業界なので、どんなことにでも興味を持ち、自分で調べ、試してみる、という姿勢が何より大事だと思っています。
これはWebの知識に限ったことではありません。

料理はもちろん、小説、パワーストーン、海外旅行、金融情報、アニメ。なんでも見てみて試してみる。そんな本業とは関係のない知識から、ふっと新しいアイディアが生まれてくるものだと思っています。

PROFILE
雑誌の制作プロダクションを経て、出版社へ。料理をメインとした生活総合誌、新雑誌の立ち上げに編集者として関わった後、Webの世界へ。デジタルエージェンシー、Webサービスの会社を経て現職。